世界大百科事典(旧版)内のザルツブルク盆地の言及
【ザルツブルク[州]】より
…中部山岳地帯は白亜質が卓越し,600余りの洞窟が,とくに1500~1700mの地帯に分布する。中央を南から北へ並行して貫流するザルツァハ,ザーラハSaalach両川の谷あいの台地や北部山麓には,やや居住空間がひらけ,とくにザルツブルク盆地は西・南・東の三方を山に囲まれ,北側が厚さ50mの沖積砂礫層で縁取りされ,温和な気候と肥沃な耕土が特色である。全人口の1/3近くは州都ザルツブルクとその周域に集中し,次いで両川の流域に分布する。…
※「ザルツブルク盆地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」