《ザロモン・セット》(読み)ざろもんせっと

世界大百科事典(旧版)内の《ザロモン・セット》の言及

【ハイドン】より

…それは同時に,大きな影響力をもつ印刷楽譜の出版に1780年以後積極的にかかわることができるようになったこととも重なり合って,彼を貴族社会の音楽家から,近代市民社会のそれへと変貌させることにもつながった。ロンドンで演奏するために書いた12曲の交響曲集《ザロモン・セット》はこのジャンルにおける彼の全創作(106曲)をしめくくる総決算となった。 95年8月末以後彼は,楽団を再建したエステルハージ侯爵(ニコラウス侯の孫)に再び楽長として仕えたが,このニコラウス2世はウィーンの邸宅に住むのを好んだので,彼は音楽需要の高いウィーンを離れることなくすんだ。…

※「《ザロモン・セット》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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