世界大百科事典(旧版)内の《シァンターのタム》の言及
【バーンズ】より
…イギリス,スコットランドの国民詩人。アロウェーの粘土小屋で貧農の子として生まれた。借地の農地を移り住みながら,父のきびしい教育をうけ,母からスコットランドの伝説や古謡を習った。読書と農耕生活のなかで詩才をみがき,1780年には〈ターボルトン独身クラブ〉を創設,詩作や社会活動に従事した。86年には《おもにスコットランド方言による詩集》(キルマーノック版)を出して詩人としてデビューした。エジンバラの社交界で一時もてはやされたが,経済事情は好転しなかった。…
※「《シァンターのタム》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」