世界大百科事典(旧版)内のシェパート・トーンの言及
【音楽認知】より
…音色には音源の識別と音そのものの主観的印象の側面があり,ごく短時間の変化(たとえば弦楽器の鳴り初め)にも左右される複雑な認識である。音高(音の高さ)にしても決して単純な認識ではなく,いわゆるシェパート・トーンを使った〈無限に上昇する音階〉などの錯覚現象が知られている。 知覚された音高を音階中の音として類別したり,楽器を識別したりするのが楽音の同定である(音感)。…
※「シェパート・トーン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」