百科事典マイペディア 「シェル文化」の意味・わかりやすい解説
シェル文化【シェルぶんか】
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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…握りの部分とするため,一部に素材の原礫面が残されている。この文化は最初モルティエによってシェル文化と命名されたが,提示されたシェルChelle遺跡の遺物が二次堆積のものであったため,H.ブルイユは標準遺跡をアブビルに変えたのである。現在では,シェル文化の名は,アフリカの一部について用いられるだけである。…
…19世紀以来,フランスの二つの標式遺跡にちなんで,その前半は粗製のハンド・アックスをもつシェルChelles文化,後半はより発達した石器を作り出したアシュール文化として区分されてきた。しかしその後,シェル遺跡の石器はアシュール文化のものが主体を占めていることが明らかになり,シェル文化の用語は,ヨーロッパではソンム河岸の遺跡名をとってアブビル文化に置き換えられた。アフリカでは,1947年の汎アフリカ先史学会議で,ヨーロッパと同時代のハンド・アックス文化をシェル・アシュール文化と命名することが決議され用いられてきたが,現在ではすべての段階をひっくるめてアシュール文化と呼び,そのうちアブビル文化にあたる初めのいくつかの時期を,アシュール前期とする考え方が強くなっている。…
※「シェル文化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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