シクル(読み)しくる

世界大百科事典(旧版)内のシクルの言及

【貨幣】より

…これらの金属のなかで,早くから本位貨幣の性格を示していたのが銀であった。古くは大麦1グルgur(約252.6l)が銀1シクルšiqlu(約8.4g)に対応するとされ,銀が等価基準の役割を果たした。エシュヌンナ法典(前19世紀)は,銀1シクルに相当する諸種の品物の量を列記した標準価格表を掲げている。…

【度量衡】より

…古代オリエント諸国にほぼ共通して,(ロ)の自然物方式が行き渡っており,小麦の粒による質量基準が定められていた。小麦180粒の質量で決めた単位の呼名は,シェケルshekel,シクルsicle,シクルスsiclusなどと地域により異なり(聖書の邦訳ではシケル),実体も8~11gほどの幅を示していた。そして,このシェケルの倍量としてタレントtalent,ミナmina(またはミネmine)という単位が使われたが,近代西欧の衡であるポンドやキログラムも,どこかでミナの跡を引いているといわれる。…

※「シクル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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