シダミ(読み)しだみ

世界大百科事典(旧版)内のシダミの言及

【団栗】より

…山村では長く飢饉の際の食糧不足を補うものとされ,どんぐり粉で餅を作ったり,裸麦を混ぜてどんぐり団子にしたり,こんにゃく状の食品にして食べた。ナラの実はシダミと呼ばれ,火棚の上に保存して凶荒に備えたり,北飛驒や北上山地の山村では,これを粉にして常食にしていたという。どんぐりはあく抜きを必要とするため,〈どんぐりを食べると,どもりになる〉ということわざもある。…

※「シダミ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む