世界大百科事典(旧版)内のシナ・タイ語派の言及
【シナ・チベット語族】より
…言葉の実態と歴史がよくわからなかったのが大きな原因となって,この語族の比較研究はなかなか進展しなかったが,最近は種々の報告が公にされ,研究が著しく進んだ。
[分類]
大まかな分類では,東の地域に分布するシナ・タイ語派と西の地域のチベット・ビルマ語派に分けられ,さらに下記のように下位分類される(かっこ内は代表言語)。(1)シナ・タイ語派(a)漢語(中国語)群 北方語系(北京語),呉語系(上海語),湘語系(長沙(チヤンシヤー)語),贛(かん)語系(南昌(ナンチヤン)語),客家(ハツカ)語系(客家語),粤(えつ)語系(広東語),閩南(びんなん)語系(厦門(アモイ)語),閩北語系(福建語)。…
※「シナ・タイ語派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」