シミット,O.Yu.(読み)しみっと

世界大百科事典(旧版)内のシミット,O.Yu.の言及

【ソビエト大百科事典】より

…項目数6万5000。事典出版のため株式会社(後に改組)を設立し,30巻の予定で巻数順に刊行を始めたが,激動の歴史のなかで,ブハーリンを筆頭とする編集陣も失脚・粛清・死亡などによりつぎつぎに変わり(変わらなかったのは編集主幹O.Yu.シミットただ1人),刊行の遅れを取り戻すため最終巻からも逆順に並行して出版するなどの曲折をへて,21年後予定巻数を倍以上超過してようやく完結した。〈明確な世界観〉=弁証法的唯物論に基づくことをうたい,長大な項目の多いこの初版は,次の第2版で〈理論的・政治的に重大な誤謬を含む〉と批判されたが,ソ連邦初期路線の軌跡とみれば史料的価値は大きい。…

【太陽系】より

…しかしこのラッセル=リトルトンの遭遇説は,微惑星説,潮汐説ともども,恒星から噴出した高温ガス粒子は微惑星や惑星に固まるどころかまたたくまに雲散霧消してしまうというスピッツァーL.Spitzerの指摘(1939)によって短命に終わったのである。 以上はいわば歴史的な太陽系起源説であるが,もっと新しい説にはスウェーデンのH.アルベーンの電磁捕獲説(1942),ドイツのC.F.ワイツツェッカーの渦動星雲説(1944),ソ連のシミットO.Yu.Shmidtの隕石捕獲説(1944),イギリスのホイルF.Hoyleの連星説(1944),アメリカのホイップルF.L.Whippleの光圧星雲説(1947)などがある。また,現代ではソ連のサフロノフV.S.Safronovの星雲説(1969),アメリカのキャメロンA.G.W.Cameronの星雲説(1978),そして日本では京都モデル,非均質モデルがあり,いずれも星雲説である。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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