シャドウェル,T.(読み)しゃどうぇる

世界大百科事典(旧版)内のシャドウェル,T.の言及

【桂冠詩人】より

…最初に任命されたのは王政復古期の大詩人J.ドライデンであったが,政治と信仰と文筆活動とが離れがたく結びついていた時代で,ローマ・カトリックに改宗したドライデンには政敵が多く,1688年の名誉革命に続く政変のため,その地位を追われた。代わって任命されたのが政敵T.シャドウェルであり,さらにこのあとはN.テート,N.ローと続いた。その役目は,宮内官として終身の年俸を受けつつ,王室や国家の慶弔にあたってそれにふさわしい公的な詩を詠進することにあった。…

【古典劇】より

…イタリアにはP.メタスタージオやV.アルフィエーリの古典主義作家がいる。イギリスでは,17世紀後半から古典主義文学の時代に入り,B.ジョンソン,ドライデン,W.ウィッチャリー,W.コングリーブ,シャドウェルThomas Shadwell(1642?‐92)などがおり,18世紀にはR.シェリダンがいる。ドイツではフランス古典主義演劇の影響のもとに,18世紀の中ごろのレッシングをはじめとして,ゲーテ,シラーなどがいる。…

※「シャドウェル,T.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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