世界大百科事典(旧版)内のシャネル5番の言及
【香水】より
…身体,衣服等につけて香りを楽しむための化粧品。植物性・動物性の天然香料と合成香料を調合してつくった調合香料を,精製したエチルアルコールに希釈して,さらに時間をかけて熟成させる。広義には表のようにパヒュームコロン,オーデコロン,パヒュームオイルなどの芳香製品(フレグランス)のことをもいう。フレグランスの分類は,調合香料の賦香率(ふこうりつ)と関係が深いが,名称はまちまちで,世界共通のものにはなっていない。…
【シャネル】より
…フランスのファッション・デザイナー。通称ココ・シャネル。ロアール河岸のソミュール生れ。母が早く死に,孤児院で育てられた。お針子や旅まわりの歌手などをして苦しい青春時代を過ごした。1914年,第1次世界大戦が始まった時,彼女はドービルの海岸にいた。この戦争の間に女たちは外に出て働くようになっていた。それらの新しい女のために,海岸で働く人々の動きやすい服をとりいれたデザインをつくり,20年にパリのカンボン街に新しい店を開いた。…
※「シャネル5番」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」