シャバンヌ,K.(読み)しゃばんぬ

世界大百科事典(旧版)内のシャバンヌ,K.の言及

【敦煌】より

…第2次探検による漢代木簡の発見は,1901年にS.A.ヘディンとスタイン自身によって発見されていた晋代木簡を別にすると,近代における漢簡出土の最初であったので大いに注目を集め,その釈文と研究があいついで発表された。まずフランスの東洋学者K.シャバンヌが1913年に全簡の釈文と訳注とを588簡の写真を付して出版し,ついで翌年に京都に亡命中であった羅振玉王国維による《流沙墜簡》が日本で刊行され,精緻な考証が加えられたのである。なお,第3次探検収集の木簡についてはフランスの東洋学者H.マスペロによって研究された。…

※「シャバンヌ,K.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

グリーンランド

北大西洋にある世界最大の島。デンマーク自治領。中心地はヌーク(旧ゴートホープ)。面積217万5600平方キロメートルで、全島の大部分は厚い氷に覆われている。タラ・ニシンなどの漁業が行われる。グリーンラ...

グリーンランドの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android