世界大百科事典(旧版)内のシャパーダの言及
【ゴイアス[州]】より
…州都はゴイアニア。大部分が多くの卓状地(シャパーダchapada)から成る高度1000m前後のブラジル高原で,北流するアマゾン川の大支流,トカンティンス,アラグアイアの両川のつくる低地の熱帯雨林地帯を除くと,セラードcerradoとよばれる半乾燥の疎林になっている。年平均気温は19~26℃の間にあり,年降水量は1300mm前後,5~10月にははっきりとした乾季があり,セラードの曲がりくねった灌木の硬葉もこの時期には落葉する。…
【ブラジル高原】より
…しかし,これらの高原の末端は急峻な地形で,山脈状になり,セラserraと呼ばれている。また,両側が急峻な地形の場合にはシャパーダchapada(卓状地)と名づけられている。ブラジル高原上には,このようなセラやシャパーダと呼ばれるいくつかの山脈状の地形がある。…
※「シャパーダ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」