《シャーリプトラ・プラカラナ》(読み)しゃーりぷとらぷらからな

世界大百科事典(旧版)内の《シャーリプトラ・プラカラナ》の言及

【仏教音楽】より

…これは音楽劇(ナーティヤnāṭya)の主要部分をなすものであるが,別にヌリティヤと呼ばれる仮面劇が独立に存在したとも考えられている。現在残されている仏教劇の戯曲台本としては,馬鳴(めみよう)の《舎利弗劇(シャーリプトラ・プラカラナ)》,および作者不明の2仏教劇の断片が初期の戯曲としてあり,また7世紀のハルシャ・バルダナの《竜王の喜び(ナーガーナンダ)》が有名である。いずれも戯曲作法にかなって構成されているので,音楽においても,《戯曲論書(ナーティヤ・シャーストラ)》第28章以下に楽理が説かれる,ガーンダルハ音楽が適用されたと想像される。…

【仏教文学】より

…2世紀に出現した仏教詩人アシュバゴーシャ(馬鳴(めみよう))の《ブッダチャリタ(仏所行讃)》は,この傾向をいっそう推し進め,仏伝を一大文学として確立した作品で,高く評価されている。《サウンダラナンダ》《シャーリプトラ・プラカラナ》《大荘厳論経》なども馬鳴の巧みな文学的修辞によって書かれており,インド古典文学の先駆的意義をもつ文学作品として重要である。讃仏の例としては,馬鳴と同時代のマートリチェータが《シャタパンチャーシャトカ・ストートラ(百五十讃)》《バルナールハバルナ・ストートラ(四百讃)》を残し,インドから中央アジアにわたって強い影響を及ぼした。…

【馬鳴】より

…また,のちのグプタ朝において進められた仏典のサンスクリット語化の先駆者として,カービヤ(宮廷詩)調による釈迦の伝記《ブッダチャリタBuddhacarita》(漢訳名《仏所行讃》)を作った。釈迦をたたえる仏教詩人としては,このほかに,《犍稚梵讃(けんちぼんさん)》《大荘厳論経》《サウンダラナンダ》,そして戯曲《シャーリプトラ・プラカラナ》などを書いた。《バジュラスーチ》(漢訳名《金剛針論》)では,バラモンの陋習を笑い,六波羅蜜(ろくはらみつ)の真義を高らかに述べて,讃仏乗(さんぶつじよう)(仏の徳をたたえ仏の救いを期待する教え)の祖とされている。…

※「《シャーリプトラ・プラカラナ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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