世界大百科事典(旧版)内のシュエネの言及
【アスワン】より
…アスワンは花コウ岩の採掘場として現代に至るまで有名で,オベリスクのような記念碑や神殿の石材もここから切り出された。ギリシア人はこの地をシュエネと呼んだので,アスワン産の花コウ岩はシエニートと名付けられた。1902年にはアスワン・ダム,71年にはその約7km南にアスワン・ハイ・ダムが建設されて上流にはナーセル湖ができ,下流でのナイル川のはんらんはなくなった。…
※「シュエネ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」