シュタードラー,E.(読み)しゅたーどらー

世界大百科事典(旧版)内のシュタードラー,E.の言及

【表現主義】より

…なお,表現主義文学は終末意識だけにいろどられていたわけではなく,新しい時代に期待しようとする気風もあった。アルザス出身の学者詩人エルンスト・シュタードラーErnst Stadler(1883‐1914)の詩集《出発Der Aufbruch》(1914)はその方向での最も思慮深い作品であり,F.ウェルフェルの初期の詩集は博愛主義を高唱する饒舌の詩の代表である。 第1次大戦はこれら若い詩人たちの楽天主義も終末観も焼き尽くした。…

※「シュタードラー,E.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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