世界大百科事典(旧版)内のシュリアノスの言及
【プロクロス】より
…キリスト教の感化力が強まる時代の中で,あくまでギリシア哲学の伝統を護持したことから〈ディアドコス(伝統継承者)〉という称号を得ている。シュリアノスSyrianosの門下で新プラトン主義哲学を修め,理論ばかりではなく実践においても〈一者〉との神秘的合一を求めた。晩年アカデメイアの学頭になったが,異教神アテナをまつったとがで当局から告発され,追放刑に処されている。…
※「シュリアノス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」