シュルツェ=ハーディーの法則(読み)しゅるつぇはーでぃーのほうそく

世界大百科事典(旧版)内のシュルツェ=ハーディーの法則の言及

【凝結】より

…親水コロイドは,分散粒子がもつ同種の荷電間の静電的反発力により凝結せず安定化されているので,電解質の添加により粒子と反対荷電をもつイオンの吸着により安定性を失い凝結する。多価イオンほど凝結を引き起こしやすく,凝結価が小さい(シュルツェ=ハーディーの法則)。これらの現象はデルヤーギン=ランダウ=バーバイ=オーバービークの安定性理論(4人の頭文字をとってDLVO理論ともいう)によって定量的に成立することが示されている。…

【コロイド】より

…均質な媒質中に直径1~500nm(10-6~5×10-4mm)程度の微粒子あるいは巨大分子が分散している状態(コロイド状態)にある系をコロイドあるいはコロイド分散系という。コロイドとはギリシア語のにかわ(膠)を意味するkollaに由来する名称で,膠質(こうしつ)ともいう。この大きさの粒子(あるいは分子)は普通の光学顕微鏡では見えず,また普通のろ紙を通り,見たところ通常の均一溶液と同じであるが,1粒子当り103~109個の原子を含んでいて,103個以下の原子から成る低分子が分散溶解している溶液とは異なる特徴的な性質を示すことが知られている。…

※「シュルツェ=ハーディーの法則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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