世界大百科事典(旧版)内のシリコンセルの言及
【光検出器】より
…後者の光起電型は,素子内部に生起した内部ポテンシャル障壁の作用により,光励起された電子と正孔とを分離することで起電力を発生させるものである。半導体のp‐n接合を用いるものが広く実用されており,代表的なものが可視域を中心に用いられているシリコンセルで,太陽電池もほぼ同じ形態をとる。光起電型検出器のp‐n接合に逆バイアスを与えたものは良好な測光用検出器として動作し,これをフォトダイオードと呼んでいる。…
※「シリコンセル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」