世界大百科事典(旧版)内のしりだこの言及
【しり(尻∥臀)】より
…このように発赤して生殖能力を意味する信号となるしりの皮膚を〈性皮sexual skin〉という。
[しりだこischial callosity]
しりだこischial callosityニホンザルなど旧世界のオナガザル類では,肛門の左右両側に楕円形のいわゆるしりだこがある(左右のものがつながっている種類もある)。これは骨盤の最後部に発達した〈坐骨結節〉に外接する皮膚が厚く角質化したもので,地面や木の枝に腰をおろすとき体を安定させるのに役立つ。…
※「しりだこ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」