世界大百科事典(旧版)内のシンプロン線の言及
【登山鉄道】より
…傾斜の大きい線路条件下で車両を運転する鉄道のことで,広義には平野や盆地を隔てる山地をこえるもの,山頂をめざすゆきどまり型のものの双方を含むが,一般には観光客輸送手段としての後者をさす。幹線鉄道の急勾配線では長大トンネルを併用して高度上昇を抑える場合が多く,アルプスごえのサン・ゴタール(ザンクト・ゴットハルト,サン・ゴタールド)線やシンプロン線がその典型である。日本では上越新幹線や上越線での清水トンネルが著名である。…
※「シンプロン線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」