世界大百科事典(旧版)内のジア・ウル・ハクの言及
【パキスタン】より
…公法レベルでは〈政教分離主義(セキュラリズム)〉が支配し,民事レベルではイスラム法の影響力も大きい構造となっている。しかし,1971年の第3次印パ戦争以降,特にジア・ウル・ハク政権以降には,イスラム協会(ジャマーティ・イスラーミー)が与党に参加するなど,公法レベルでもパキスタンのイスラム国家化が顕著になった。議会制民主主義が定着せず軍政期間が長かったこともインドと異なる特徴となっている。…
※「ジア・ウル・ハク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」