すべて 

《ジェニー・ガーハート》(読み)じぇにーがーはーと

世界大百科事典(旧版)内の《ジェニー・ガーハート》の言及

【ドライサー】より

…1900年,友人のすすめで書いた《シスター・キャリー》がフランク・ノリスの推挙でダブルデー・ページ社から出版されたが,既成道徳に挑戦するような内容であり,期待したほどの反響もなく,失意のあまり神経衰弱にかかる。その後,女性問題で雑誌社を辞し,創作に専心,薄幸の女を描いた《ジェニー・ガーハート》(1911)によって作家的地位を確立する。次いでめっき(鍍金)時代の実業家をモデルに進化論と超人思想の入りまじった〈欲望三部作〉の1部《資本家》(1912),2部《巨人》(1914)を相次いで発表した。…

※「《ジェニー・ガーハート》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

すべて 

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む