ジェネラリタート(読み)じぇねらりたーと

世界大百科事典(旧版)内のジェネラリタートの言及

【カタルニャ】より

… 連合王国内のアラゴン,バレンシア,マヨリカ各王国は,主権のほか独自の王位を保持していたが,カタルニャは伯国のままであった。カタルニャの統治機構には,ジェネラリタートと法制定を主眼とした議会があり,これら2機関の承認がなければ,伯王でも独断で法を布告できなかった。ジェネラリタートは,聖職者および貴族,市民の各代表者から成る常設機関で,租税の徴収,諸法の運用・実施の監視,犯罪の追及や市民と権力者との争いの裁定,侵略された際の国家防衛など,あらゆる権能が付与されていた。…

※「ジェネラリタート」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む