世界大百科事典(旧版)内のジャクソン癲癇の言及
【ジャクソン】より
…神経病学に従事し,神経病の臨床的症状と大脳局在論とを結びつけることに努力し,その後の神経生理学に大きな影響を与えた。後天性の症候性癲癇(てんかん)である〈ジャクソン癲癇〉を記載(1863)したのをはじめ,失語症(1867),舌や口蓋の半分と声帯の麻痺からなる〈ジャクソン症候〉(1872)の研究で知られる。彼が1884年に提出した神経系の進化と解体に関する理論は,後年ジャクソニズムJacksonismと呼ばれ,T.A.リボやH.エーに影響を与えて,ネオ・ジャクソニズムの誕生を促した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」