世界大百科事典(旧版)内のジャクソン,M.A.の言及
【ソフトウェア工学】より
…特に,構造的(構造化)手法に対応して,デマルコTom DeMarcoやC.ゲインらが提唱したデータフローダイアグラムを機能仕様書に用い,ヨードンE.N.YourdonやM.ページジョーンズらが提唱したモデュール構成図をシステム仕様書に用いた,SA/SD(Structured Analysis/Design)のCASEシステムは,1990年代になってソフトウェア開発現場に浸透している。さらにヨーロッパを中心として,ジャクソンM.A.Jacksonのシステム開発法(JSD)およびその支援システムも普及している。 ソフトウェア開発コストを低減するためには,ソフトウェア保守,すなわちプログラムの手直しを容易にするように設計段階から配慮する必要がある。…
【プログラミング】より
…連接構文(複文)には連接データ構造(レコード型あるいは構造体型)が,選択構文(if文など)には選択型データ構造が,それぞれ対応する。ジャクソンM.A.Jacksonはこの点に注目して,データ構造の記述からプログラムを生成するプログラミング手法(ジャクソン法)を提唱し,主として事務処理プログラムの開発で成功をみた。 この3種類に加えて,4番目としては再帰的構造がある。…
※「ジャクソン,M.A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」