ジャム主義(読み)じゃむしゅぎ

世界大百科事典(旧版)内のジャム主義の言及

【ジャム】より

…ピレネー山脈に近いベアルン,バスク地方で安穏な生活を送りながら,田園の風景,人間,動物,静物などを自由詩形式でうたい,早くからジッド,マラルメらに認められた。《暁のアンジェラスから夕べのアンジェラスまで》(1898)で一躍筆名を高めた後,写生を旨とする〈ジャム主義〉という一種のナチュリスム宣言を書いた。《桜草の喪》(1901)につづく《空の森の空地》(1906)では,友人クローデルの導きで得た信仰の光をうたうとともに,詩形の上でも伝統的定型詩に立ち戻った。…

※「ジャム主義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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