…7本の丸太の4ヵ所に穴をあけ,そこに細木を通して固定した長さ6m,幅1.5mのいかだで,手すりや座席までついている。南アメリカの大西洋岸でも木製いかだが広く用いられているが,とくにブラジル沿岸ではバルサ材が使われ,速力を増すためにいかだの先端をそり上げて三角形にしたジャンガダとよばれるいかだがつくられている。これは5本あるいは7本の奇数の丸太をつなぎ,中央の丸太を太くしていかだの安定をよくすると同時に,リーボードを使用して帆走可能な構造に発達させている。…
※「ジャンガダ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」