世界大百科事典(旧版)内のジャン・ベルナール洞の言及
【鍾乳洞】より
…このほかにはウクライナのオプティミスティチェスカヤ洞(142.4km),スイスのヘルロッホ洞(139.4km),アメリカのジュエル洞(104.7km)などは,いずれも100kmをこえる巨大なもので,日本の鍾乳洞とは比較にならぬほど大規模である。また,世界最深の洞は,フランスのジャン・ベルナール洞で,アルプス山地の標高2210mの地点に開口し,そこから最低点まで深さ1455mで,洞の延長はなお水中に続いている。そのほか1979年に発見されたスペインのプエルタス・デ・リャミナ洞(深さ1338m),ピレネー山地にあって,フランスとスペイン両国にまたがるピエール・サン・マルタン洞(深さ1332m)などが深い洞として知られている。…
※「ジャン・ベルナール洞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」