ジュッバーイー(読み)じゅっばーいー

世界大百科事典(旧版)内のジュッバーイーの言及

【アシュアリー】より

…バスラに生まれ,そこで活躍し,バグダードで没した。後に異端とされる合理主義神学を代表するムータジラ派の重鎮,ジュッバーイーal‐Jubbā’ī(?‐915)の有力な弟子の一人であったが,40歳の時に回心して同派を離れ,イブン・ハンバルの伝統主義的立場に転向した。その契機となったのは預言者ムハンマドの夢によるお告げであるとする伝承については疑問視するむきもあるが,アシュアリーの神学的立場を象徴的によく示している。…

※「ジュッバーイー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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