世界大百科事典(旧版)内のジュネーブ巨頭会談の言及
【平和共存】より
…他方,平和共存を否定することは,核戦争による全人類の破滅を導きかねないとする危機感から,資本主義陣営でもその必要性を説くようになってきた。1955年7月の米英仏ソのジュネーブ巨頭会談は,平和共存の原則が国際政治において実現したものと評価できる。その後も63年8月の部分的核実験停止条約の締結とホットラインhot‐line(ホワイト・ハウスとクレムリンを結ぶ直通のテレタイプによる通信線)の設置など,部分的にではあるが米ソによる平和共存関係への努力がなされてきた。…
※「ジュネーブ巨頭会談」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」