知恵蔵mini の解説 スクールソーシャルワーク 子供に起こる様々な問題を解決するため、子供側に立って解決をしたり、周辺の環境を整えるサポートシステムのこと。米国ニューヨーク市のセツルメント・ハウスでの活動が始まりとされている。米国では78年にスクールソーシャルワーカーとの肩書きで統一された。日本では81年、埼玉県所沢市において初めてスクールソーシャルワークを明確に全面に打ち出した活動を始めた。2008年、文部科学省が「スクールソーシャルワーカー活用事業」を調査研究事業と位置付け全国的に事業化した。このシステムを実施していく人をスクールソーシャルワーカーと呼ぶ。専門資格があるわけではなく、社会福祉士や精神保健福祉士、教職経験者などが、自治体の教育委員会や私立学校などにより募集され、職についている。13年時点で、日本全国で約700人が活動しているとされる。 (2014-3-7) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報