スコラ論理学(読み)すこらろんりがく

世界大百科事典(旧版)内のスコラ論理学の言及

【論理学】より

…ストア学派のこの命題論理学は重要な論理学であるにもかかわらず,その後まもなくして忘却されてしまい,後世には影響を与えなかった。(2)中世――中世論理学はキリスト教のスコラ学者がつくりあげたのでスコラ論理学ともいわれる。中世論理学は13世紀にペトルス・ヒスパヌスによって書かれた《論理学綱要》でいちおうの成立を遂げるが,その完成は14世紀にオッカム(オッカムのウィリアム)によって書かれた《論理学要論》を待って行われる。…

※「スコラ論理学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む