世界大百科事典(旧版)内のスターライトスコープの言及
【暗視装置】より
…初期のものは赤外線で対象物を照らし,赤外線像を可視像に変換して観測するものである。その後50年代に,像の明るさを電子的に数万倍に増強する技術が開発され,星明りで物を見るスターライトスコープ(微光暗視装置)が出現した。物体は暗闇でも微弱な赤外線を発しているが,この赤外線を視認する技術が進歩し,68年ごろ,まったく照明なしに遠距離の物体も観測できる装置,FLIR(forward looking infrared)がアメリカで出現した。…
※「スターライトスコープ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」