世界大百科事典(旧版)内のスダッタ長者の言及
【祇園精舎】より
…ジェータ(祇陀,逝多)太子の園林にスダッタSudatta(須達)長者(給孤独長者Anāthapiṇḍada)が釈尊とその教団のために建てたもの。スダッタ長者は修道に適した最勝のその地を得るために,財力を示そうとして園内に金銭を敷きつめたという。マガダ国にあってビンビサーラの保護を受けた竹林精舎とともに二大精舎として知られ,釈尊の説法も多くこの精舎で行われた。…
※「スダッタ長者」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」