スダールサナ人造湖(読み)すだーるさなじんぞうこ

世界大百科事典(旧版)内のスダールサナ人造湖の言及

【治水】より

…これらへの対策のうち古代以来南アジアで最も力が注がれてきたのは,水害よりも干害の防止のための灌漑水利事業であった。 現在に残る古代の主要な灌漑水利工事には,マウリヤ朝時代の前4世紀末に西インドのカーティアーワール半島で河流をせき止めて建造されたスダールサナ人造湖,また後2世紀ころに南インドのカーベーリ川デルタ頂部に建造されたアニカト石造堰堤がある。以後,14世紀中期のトゥグルク朝のフィーローズ・シャー王により建設された西ヤムナー用水路をはじめ,19世紀になってイギリスによって旧パンジャーブ州,現ウッタル・プラデーシュ州西部,タミル・ナードゥ州などで進められた諸水利工事も,主として灌漑を目的とするものであった。…

※「スダールサナ人造湖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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