ストームバーグ(読み)すとーむばーぐ

世界大百科事典(旧版)内のストームバーグの言及

【ゴンドワナ大陸】より

…第3番目にくる地層は哺乳類型爬虫類の化石を含み,第4番目の地層は場所によっては砂漠的となり,また広大な玄武岩の噴出が起こったことを示している。インドに続きオーストラリアから,それに続いて南アフリカからもドワイカ(漂礫岩層),エッカ(含炭層),ボーフォート(含哺乳類型爬虫類層),ストームバーグ(含玄武岩層)の四重の地層が発見され,かくも広大な大洋で分離された諸大陸に,かくも相似た四重の地層が分布するのは,いかに解釈すべきかと問題になった。また,南アメリカ東岸とそれに相対する南アフリカ西岸とで,先カンブリア時代の岩石年代や構造がよく一致すること,両者に共通の化石を含む古生代の淡水湖成層が分布すること,古地磁気による古緯度復元がよく一致することなども判明した。…

※「ストームバーグ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

USスチール買収問題

日本製鉄は2023年12月、約141億ドル(約2兆2千億円)で米鉄鋼大手USスチールを完全子会社化する計画を発表した。国内の鉄鋼市場が先細る中、先進国最大の米国市場で、高級鋼材需要を取り込み、競争力...

USスチール買収問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android