スナイダー,G.H.(読み)すないだー

世界大百科事典(旧版)内のスナイダー,G.H.の言及

【国防】より

…国防は抑止が失敗したとき,味方に損害を与えたり味方を排除したりする敵の能力を減少させることである。軍事力を国家が行使するときの政治目的は,敵の侵略がもたらす結果が,領土の喪失であろうと,または戦争の損害であろうと,それをできるだけ緩和させることであるとスナイダーGlenn H.Snyderはいう(《抑止と防衛》1961)。しかし,核兵器の出現の結果,抑止の失敗したときに合理的な手段として用いられる軍事力が,戦争の被害を法外のものにしてしまったため,古典的国防の概念には大きな衝撃が与えられた。…

※「スナイダー,G.H.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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