世界大百科事典(旧版)内のスピン結合の言及
【核磁気共鳴】より
…これに対して液体や溶液のシグナルは狭い線幅をもつ。
[化学シフト,スピン結合定数]
核が一定の静磁場B0の中に置かれたとき,式(1)によれば核の種類が同じであれば共鳴周波数νも同じはずである。しかし核のまわりの電子によって磁場から遮へいされるため,核が実際に感じる磁場はB0そのものではなく,それよりごくわずか小さい磁場Bである。…
※「スピン結合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」