スフラ(読み)すふら

世界大百科事典(旧版)内のスフラの言及

【治水】より

…イスラム時代に入ると,アスワンとフスタート近くのローダ島に水位計が建設され,ナイルの増・減水はさらに正確に計測されるようになった。ファーティマ朝(909‐1171)のカリフやマムルーク朝(1250‐1517)のスルタンは,冬の農閑期を利用して農民の力役(スフラsukhra)を徴発し,アレクサンドリア運河のような大運河の開削・補修,湛水用の灌漑土手(ジスル)の建設などを行った。また運河には毎年大量の泥土が堆積したから,力役を用いてこれを清掃することも,重要な治水事業の一つであった。…

【村】より

…とくに稲やサトウキビは,アッバース朝(750‐1258)中期以降,新しい商品作物としてイランからイラク,エジプトへと急速に広まっていった。労働は秋の播種期と春から夏へかけての収穫期に集中し,冬の農閑期には運河や水路を開削・補修するために力役(スフラsukhra)の徴発が行われたが,厳しい寒さの中での作業は農民にとって大きな負担であった。力役を逃れるために,身体を傷つけて自ら不具になる者もあったといわれる。…

※「スフラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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