スプートニク2号(読み)すぷーとにくにごう

世界大百科事典(旧版)内のスプートニク2号の言及

【宇宙開発】より

… このように人工衛星は宇宙空間の観測に新しい道を開いたが,これと並行して,人間と生物を人工衛星で打ち上げて,宇宙での生活を研究することも直ちに開始されている。すなわち,ソ連は57年11月3日にライカ犬をのせたスプートニク2号を打ち上げて無重量状態下において哺乳動物が生存できることを証明した。これに対抗してアメリカはマーキュリー計画という有人飛行計画を立て一連の飛行を開始し,61年1月31日にはチンパンジーを弾道飛行させた。…

【科学衛星】より

…また大気圏外を周回する衛星からの天文観測によって,大気層にじゃまされずにより精度の高いあるいは新しい現象の観測が可能となった。 科学衛星の歴史はソ連(現ロシア)のスプートニクにさかのぼり,スプートニク2号(1957)には有名なライカ犬のほかに太陽からの紫外線とX線,および宇宙線の観測装置が搭載された。またスプートニクに4ヵ月遅れて打ち上げられたアメリカのエクスプローラー1号(1958),続いて打ち上げられた同3号によって,地球のまわりには強い放射線帯があることが発見された。…

※「スプートニク2号」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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