世界大百科事典(旧版)内のスペクトログラムの言及
【ソナグラフ】より
…第2次世界大戦中に開発された音響分析器械で,発話における言語音声(音声学)のように,短い時間に次々にその構成要素が変わっていく音を分析するのには便利な装置である。正式には音声スペクトログラフsound spectrograph,また通称単にスペクトログラフとも称し,これによって得られる図形をスペクトログラムspectrogramというが,しばしばその商品名であるソナグラフの名で呼ばれ,その図示をソナグラムsonagramという。 図1は母音[a]のソナグラムを示している。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」