スボーリン劇場(読み)すぼーりんげきじょう

世界大百科事典(旧版)内のスボーリン劇場の言及

【サンクト・ペテルブルグ・ボリショイ・ドラマ劇場】より

…一般にはBDT(ベーデーテー)という略称で親しまれている。サンクト・ペテルブルグのネフスキー通りのほぼ中間を横切るフォンタンカ運河に面して立っている劇場の建物そのものは,1879年に建てられ,はじめはアプラクシン劇場,その後スボーリン劇場と呼ばれていた。1919年2月15日,ゴーリキー,アンドレーエワMariya Fyodorovna Andreeva(1868‐1953),ブロークらの発意により,シラーの《ドン・カルロス》を音楽院ホールでこけら落しに上演して発足し(1920年から現在の建物で公演),シェークスピア,モリエール,シラー,ユゴー,ゴルドーニを相次いで上演,20年代初頭にはドイツ表現主義の作品を積極的に上演して注目を集めた。…

※「スボーリン劇場」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む