スラベイコフ,P.P.(読み)すらべいこふ

世界大百科事典(旧版)内のスラベイコフ,P.P.の言及

【ブルガリア】より

…18世紀後半,アトス山ヒランダル修道院の修道士パイシーは《スラブ・ブルガリア史》を著して民族意識の目覚めを促し,以来啓蒙家や文学者が次々と現れた。このころから文学は民族解放運動と密接に結びつき,ロシアや西欧の進んだ文学や思想の影響を受けて発展したが,民話や民謡を素材に詩を書いたスラベイコフPetko Račev Slavejkov(1827‐95),リアリズムの基礎を築いたカラベロフ,若くして解放闘争に倒れた詩人ボテフは,〈復興〉期の文学を代表する人々である。 1878年のオスマン帝国支配からの解放は文学活動にも有利な状況をもたらした。…

※「スラベイコフ,P.P.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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