世界大百科事典(旧版)内のすりこ木の言及
【サンショウ(山椒)】より
…若い枝の樹皮をあく抜きしたもので,細かく刻んでしょうゆで煮たり,塩漬やかす漬にし,茶漬の菜などとして喜ばれたものであった。また,サンショウの幹は強く折れにくいこともあって,すりこ木にされる。なお,サンショウには健胃,駆虫,止瀉(ししや),発汗などの作用があり,古来薬剤としても用いられてきた。…
【すり鉢(擂鉢)】より
…すりこ木との組合せで,食品の磨砕などに用いる調理具。口の大きな漏斗状の陶器で,内壁にこまかい縦の刻み目(おろし目)を一面に施し,中に食品を入れ,すりこ木を回転させて刻み目の上ですりつぶす。…
※「すりこ木」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」