スワドリング(読み)すわどりんぐ

世界大百科事典(旧版)内のスワドリングの言及

【子ども服】より

…子ども服が大人の衣服と区別されるようになったのは19世紀半ば以降で,ルソーの《エミール》を契機として,子どもの生活と人権が社会的に認識されてからである。ルソーは当時の乳児の包帯状のおくるみ(スワドリングswaddling)と,大人を模倣した服装は,発育期の子どもの精神と肉体の成長を妨げると指摘し,子ども独自の服装を提唱した。それまで子どもは,大人と同様の素材,形の衣服を着用しており,たとえば女児は身体をコルセットで締めつけ,重くふくらんだスカートをはいていた。…

※「スワドリング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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