世界大百科事典(旧版)内のスワンズカム遺跡の言及
【クラクトン文化】より
…イギリス,エセックス州のクラクトン・オン・シーClacton‐on‐Sea遺跡を標準遺跡とする前期旧石器時代文化。打面が広く,バルブの発達した,打撃角の大きい剝片が特色を示している。それは非常に激しい力が与えられたことを示唆し,おそらく割られる石塊を地上に置かれた石(台石)に打ちつけた剝片剝離法(クラクトン技法)がなされたと考えられる。イギリス,スワンズカムSwanscombe遺跡では,この文化層に40万年前以前の年代が与えられる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」