世界大百科事典(旧版)内のスーパーキャビテーションポンプの言及
【キャビテーション】より
…キャビテーションの発生を防ぐには機械を注意ぶかく設計し運転条件を適切にして,液体の静圧が蒸気圧以下に下がらないようにすればよいが,このとき翼面の小さな凹凸や隙間などにも注意を払う必要がある。実際の設計ではある程度キャビテーションの発生を許していることが多く,またキャビテーションが十分発生したとき性能がよいスーパーキャビテーションポンプやプロペラも考案されている。また騒音や侵食を防ぐため,わざわざ空気を吹き込んで気泡がつぶれるときのショックを和らげるくふうも行われている。…
※「スーパーキャビテーションポンプ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」