世界大百科事典(旧版)内のスーパープライムの言及
【プライム・レート】より
…その後時々の経済・金融情勢に応じてしだいに頻繁に変更されるようになり,71年10月以降は市場金利をより迅速に反映させるため,コマーシャル・ペーパー(CP)の金利(CPレート)にスライドさせるフローティング制に移行,現在ではCDレートを中心に他の市場金利の動向をも勘案のうえ弾力的にプライム・レートを決定する方法が採用されている(実際には大手銀行の動きに他行が追随)。しかし,80年代に入ってCPや外銀貸出しとの競合から,公表されているプライム・レートを下回る金利(いわゆるスーパープライム)による貸出しが急増していることが指摘されている。 日本では1959年3月このプライム・レート制度に倣って標準金利制度が設けられ,法令上の最高限度内で公定歩合とパラレルに動くシステムとなっている。…
※「スーパープライム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」