世界大百科事典(旧版)内の《セアラ・ノーバ》の言及
【ポルトガル文学】より
… 1910年にポルトガルで革命が起こり共和政になると,それに呼応するかたちで一群の知識人が雑誌《鷲》(1910創刊)によって活動を開始した。のちにこのグループは分裂し,アントニオ・セルジオ,ラウル・プロエンサ,ジャイメ・コルテザン,アキリノ・リベイロなどが雑誌《セアラ・ノーバ》(1921創刊)によって文学活動を展開した。雑誌《オルフェウ》(1915年3月,6月)はわずか2号で廃刊になるという短命なものであったが,カモンイスとならぶ詩人といわれるフェルナンド・ペソア,アルマダ・ネグレイロ,アンジェロ・リマらによるモダニズム運動の拠点となった雑誌で,その影響は現在でも無視できないものがある。…
※「《セアラ・ノーバ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」